こんにちは。
琴海地区の地域おこし協力隊として活動を行い、テントサウナを地域に導入しているサイトウと申します。
今回は茂木の朝日×テントサウナというグッドモーギングにふさわしい企画をやってみました。
前日はNAGASAKI SEASIDE HOTEL 月と海に宿泊。館内の波まち食堂mogのおいしい料理とお酒を深夜2時30分まで堪能しました。翌日6時30分起床予定が案の定、6時45分に。大慌てで、海辺にテントを設置。ここからは時間との勝負。すでにちょっと朝日が昇っていますが、そこは見逃してください。
テントサウナは「Mobiba」というサウナ用のモバイルサウナを使用します。自立式のテントを立てて、その中に薪ストーブを置き、薪ストーブの上にサウナストーンを設置します。あとは薪ストーブに火をこし、15分くらい待つだけ、あっという間にサウナが完成します。設営に要する時間は20分程度。1人でも簡単に組み立てることができるサウナです。
「朝日を見ながらいざ、サウナへ」
ちょっとの寝坊も簡単に設営できる「Mobiba」のサウナと協力いただいた方々のおかげで何とか取り戻し朝日を見ながらのサウナが可能になりました。
テントサウナには水着もしくはTシャツ短パンといった衣類を着た状態でも入ることができます。これがテントサウナの良い点。気軽にサウナを楽しめます。
今回は裸足でしたが、水着、タオル、サンダルがあるとテントサウナをより楽しむことができます。
サウナでは汗で水分を100ml程度取られるため、サウナに入る前に水分補給を忘れないようにするのもポイントです。
入ってすぐは、「あったかい」ですが、薪ストーブの上の石に水をかけることで「熱い!」に変わります。
サウナストーンに水をかけることを「ロウリュ」と言います。本来は柄杓で水をすくい、優しくサウナストーンに水をかけ、ロウリュを行うのですが、今回はワイルドに「やかんでロウリュ」。
ジュワーッと石が鳴いて、
数秒後に蒸気がテントの天井からおりてきます。
キタキタキター!と高鳴る瞬間です。
テント内の温度は90~100度。
通常のサウナと変わらない温度をこのテントサウナでも体験できます。
蒸気が多いサウナなので、喉がカラカラになるなどの心配もなく、息苦しさも感じません。
ちなみに右側が私なのですが、この時にサウナハットというものを被っています。こちらは頭に熱がたまらないように頭を熱から守るためのものです。サウナハットを被ることで、のぼせること防ぎ、サウナに長く入れるため、体をより温めることができます。サウナに入るときにはサウナハットもQOL(Quality of Life)ならぬQ O S(Quality of SAUNA)を上げるためには必須アイテムです。
10分間こちらのサウナに入って、
次は天然の水風呂、海へと突っ走ります。
ここでのポイントはひたすら海へダッシュ。体が冷える前に、飛び込むことを意識します。インスタ映えを狙う方はこのサウナの扉が開く瞬間を狙うことをオススメします。湯気がテント内から一気に放出する様は間違いなく映えます。
海へダイブ。この日は2月初旬で水温も15℃程度。普通は冷たくて入るのを拒む水温なんですが、サウナに入った後だとこれが気持ちいいんです。肩までしっかり浸かり、茂木からの朝日を見ながら1分。海から出るとサウナでの一番気持ちいい瞬間が訪れます。
海から出て、しっかりと体の水分を拭き取ると、外の涼しい空気に体が触れても寒さを感じず、逆に、ポカポカする感覚に目覚めます。これを外気浴と言い、サウナ→水風呂に入った体をだからこそ体験できる至極の時間です。ボーッとしてきて、「ととのう」という状態を感じることができます。
今回の「茂木の朝日×テントサウナ」でグッドモーギング。
最高のひとときでした。
また、この茂木の町でテントサウナが出来る日を楽しみにしています。
私の住む琴海地区ではこのテントサウナが体験できる施設が4つあります。
情報発信サイト「コトコト」(https://media.kinkai-town.com/)でチェックしてみてください。